ハイブリッドコンサルタント

2016年4月20日水曜日

【研究会】「主催者から見たセミナー集客法」についてお話してきました

4月10日、所属している研究会「HRC」で
「主催者から見たセミナー集客法」
というお題で発表をしてきました。

いままでいくつかセミナーを主催しています。自主勉強会も月一回開催で7年続けていきました。そうした経験から学んだことをまとめてお話しました。






「こんなことを考えてセミナーを主催してきた」

という話をしたのですが、実際は今回のオファーをもらってから
「どんなことを考えて主催してきたんだっけな?」
と振り返ってみて、あらためて自分の考えをまとめる機会を得たと思います。

僕が実際に主催したセミナーを例に、それぞれどんなことを考えてやってきたかをお伝えしました。

「参加者のメリットは何か」、「なぜそのセミナーを自分が開催するか」、「講師はそのテーマを話す資格があるのか」の三点は常に考えてきました。

僕の興味=他人の興味ではありません。参加してくれる人が興味をもてないテーマは集客に結びつかない。ビジネスとして儲けようとしていたわけではありませんが、やる以上は会場費なので経費を賄い、講師の方にいくばくかの謝金をお支払できるようにすることを考えれば、独りよがりな内容はダメだと思います。

また、世の中、何を言うかより誰が言うかのほうが雄弁であることのほうが多いものです。講師が社会的な信頼を得ていることは当然として、主催者自身も信頼されていないと集客に結びつかないと思っています。

信頼と言っても難しいのですが、普段の僕が全く興味を示しているように見えないテーマを「集客が見込める」ということで主催してしまうのは、信頼を失ういことになると思います。「ああ、なるほどね」と思ってもらえるテーマでないといけないわけです。

僕自身にとって興味があることが原点、そしてそれは、僕以外の誰かが興味をもつか、具体的なターゲットは想定できるか、ということを考えながらやってきたと思います。

それと「他でもやっているようなセミナー」はやっても仕方がないも思ってきました。差別化ということもありますが、セミナー会社でもない人間があえて主催するのに、他人と同じことをしても仕方がないという想いがありました。コラボセミナーを何度かやっているのは、その表れだと思っています。

まとめてみるとセミナー集客に限った話ではなく、営業や文章表現につながることだと改めて思いました。折を見てブラッシュアップして、またお話する機会を作りたいと思います。そのためにも、また何か企画しないといけないですね。


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2016年4月6日水曜日

【研究会】今年も、『診断士なら!知らなきゃ損するマスターコース ~入門&徹底比較~』を開催しました

3月26日に、所属している中小企業政策研究会企業内診断士の輪を広げる楽しいチームの見学会を兼ねた『マスターコース~入門&徹底比較~』を開催しました。


最初に、プロコン塾・マスターコースと研究会の違いについて説明しました。その中で、政策研の活動、及び、我々のチームの活動についても説明しました。

その後、東京協会の中の、プロコン塾・マスターコースの一覧にして、簡単に紹介させていただきました。全部で20以上あるので、細かいことまでは紹介は出来ませんでしたし、また、間違った情報もお伝えできませんから、概略にとどまってはいると思います。それでも、診断士らしく(笑)、いくつかにグルーピングしてそれぞれの特徴を説明できたと思います。あとは、興味をもったところに直接と問い合わせてみてください、ということですね。


          


最後に、プロコン塾・マスターコース受講経験者による座談感をやりました。昨年に引き続き、僕が司会を仰せつかりました。


昨年は、自分自身がこれから受講するという立場で、自分が知りたいと思ったことを質問に交えていったのですが、今回は受講経験者の立場に変わり、その辺のバランスがちょっと難しかったです。とはいえ、経験したからこそ伝えられる部分もあるので、去年とは違う意識でやらせてもらいました。

企業内診断士が、独立を予定していない人が、プロコン塾・マスターコースに参加して意味があるのか、という質問もありましたが、そこは目的意識だと思います。役に立たないということはないし、役に立つようにしていくやり方をしていかないといけないと思っています。

昨年同様、まったく打ち合わせなしで座談会に臨んだのですが、突然の質問にもよどむことなく答えてくれたパネラーの皆様に感謝です。突然の質問にもちゃんと答えていく能力って、診断士に必要なものだなとあらためて思いました。

今回の企画が参加者の方の今後の活動に少しでも役に立てばと思います。そして、企業内診断士の可能性を広げる活動に続けてくれる人が一人でも増えてくれたらやった甲斐があった、と思います。






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