ハイブリッドコンサルタント

2014年12月13日土曜日

【雑記】資格を取ると人生は変わりますか~二次試験合格発表に寄せて


先日、ネットサーフィンいしていたら、こんな言葉が目に入りました。

『「受かったからってなんにもならないよ」というセリフは、合格した後に吐いてくださいね(笑)。』(『東洋経済オンライン 「資格ランキング」ほど無意味なものはない!』より)

「受かったからってなんにもならないよ」
この言葉はよく聞かされました。受験勉強をしているときも、合格したあとも。言うのは、会社の上司だったり知人だったりするのですが、不思議なことにこれを言う人は、たいてなんの資格も持っていないんですね。
普通は無視しますが、内心、
「余計なお世話じゃ」
と思っています。

登録して1年ちょっと、いろな活動に手を出してみて思うのは、ちゃんと活動していこうとしている人ならみんな
「資格をとっただけじゃなんにもならない」
ということを知っているということです。

ほとんどの資格でそうだと思いますが、診断士なんて独占業務がないから特にそう思う人が多いように感じます。取った後にどんな活動をしていくのかが問われるわけです。

ただ、ないよりあったほうがやりやすいことも事実です。自分からアクションを起こせば、可能性がどんどん広がっていきます。それに、資格に恥じない振る舞いをしなくては、と思うことも多少ある(笑)

昨日、診断士は二次試験の発表がありました。口述が残っているとはいえ、ここまでくればほぼ診断士になれることはほぼ間違いありません。この後は、できるだけ早く次のアクションを起こしてほしいと思います。

合格しただけで何のアクションも起こさない人も一部にいます。それぞれ事情や目的があってのことだと思うので一概には言えませんが、もったいないな、とは思ってしましまいます。

「受かったからってなんにもならないよ」
ではなく、正確には
「受かった『だけ』じゃなんにもならないよ」
です。自分の行動次第ですべてが変わってきます。

ですから、自分の関心のおもむくまま、いろんなことにチャレンジしていってほしいと思います。その先には、見通せないほどの広大な可能性の荒野が広がっていますから。

PS
時に、資格を持って活躍されている人の中に、この言葉を公言される方がいます。でもその人を見ていると、その人の存在自体が資格の枠を超えているというか(笑)資格なんてなくても活躍できるんだろうなと感じさせます。
逆に言えば、そういう人は何を言ってもいいわけで(笑)資格にとらわれる必要がまったくない、というのは素晴らしいことだと思います。そういう人になりたいな、という気分は、僕の中に少しだけあるのも事実です。


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